「今日こそ頑張ろう」
浪人していた頃、毎晩そう思って寝ていた。でも次の日も、その次の日も、同じ一日を繰り返していた。
理想は10時間勉強。現実は1時間。※この差がなぜ生まれたのか、以前の記事にも書いたけど、今回はその「ダメな一日」を、朝から晩まで実況形式で全部さらす。誰かの反面教師になれば、それでいい。
朝起きた瞬間から絶望している
まず、起きられない。寝るのが遅いから当然だ。
起床は昼過ぎ。目が覚めた瞬間、時計を見て「またこの時間か」と絶望する。
一日は24時間なのに、起きた時点ですでに半分近くが消えている。この「起きた瞬間の絶望」が、その日一日のテンションを最初から地の底に落とす。
朝ごはんを食べながら、スマホをいじる。食べ終わっても、そのまま触り続ける。区切りがない。「ご飯を食べる」という行為が終わっても、「スマホを触る」という行為だけが延々と続いていく。
気づけば、勉強に取り掛かろうとしていた時間を過ぎている。
勉強を始めても、すぐにスマホを触る

ようやく机に向かう。でも、集中できるのは長くて1時間ちょっと。
「ちょっと休憩しよう」
SNSを開く。飽きたらYouTube。それも飽きたらTikTok。また戻ってSNS。この3つをぐるぐる回っているだけで、時間は溶けていく。
始めただけで、続けられない。机に向かった時間と、実際に頭を使っていた時間は、まったく別物だった。
夜に取り返そうとするが結局
さすがに夕方を超えてくると焦る。「午前中サボった分、夜で取り返さないと」と思う。
でも机に向かうと、今度は別の衝動に気を取られる。スマホの中の刺激に流されて、また手が伸びる。結局、何も進まないまま時間だけが過ぎていく。
机に座っているだけで本当は携帯を見ているから何も勉強は進まない。
何もしないまま寝る
気づけば2時を過ぎている。「もう寝なきゃまずい」と焦って、結局その日は何も終わらせないまま布団に入る。
寝る直前だけは決まって後悔の念に襲われる。「なにやってんだろ」「こんなんじゃ絶対受からない」「明日こそは」と意気込む。
でも、その熱意は次の日朝起きたときには冷めてしまっている。また同じ絶望から一日が始まる。
自覚はあったが変えられなかった
一番しんどいのは、無自覚だったわけじゃないということだ。
SNSを開いている最中も、「今この時間、勉強に使えば一問でも多く解けるのに」というのは頭のどこかでわかっていた。夜、机に向かって別のことに気を取られている時も、「今やらなかったら絶対後で後悔する」というのはわかっていた。
わかっているのに、止められない。これが一番きつい。意志が弱い、甘えている
そんなのはわかっている。「わかっているのにできない自分」が辛くてたまらなかった。
今振り返ると、あの頃の自分に必要だったのは「気合を入れ直すこと」じゃなかった。わかっていてもできないなら、わかろうとすること自体をやめて、そもそも「その状況に自分を置かない」仕組みを作るしかなかった。
そんな簡単なことならもっと早く気づけばよかったと今では思う。
受験生にとって最悪の循環

改めて書き出してみると、この一日には共通の構造がある。
起床の遅さ→絶望→スマホ→短時間だけの勉強→スマホ逃避→夜の焦り→また逃避→後悔→「明日こそは」→そして翌日、また同じ時間に起きる。
毎日ほぼ同じ時間に同じ絶望から始まり、同じ順番で同じ逃避を繰り返していた。サボりではなく、ルーティン化された失敗だった。
「今日はダメだったけど、明日は違う」と毎晩本気で思っていた。でも起床時間を変えない限り、一日の構造そのものは変わらない。実際に俺の生活リズムが変わったきっかけは、早朝バイトを始めたことだった。
もし今、同じループの中にいるなら
このスケジュールに一つでも心当たりがあるなら、今のあなたも俺程ひどくはないだろうが同じような構造の中にいると思う。
意志の力で「明日こそは」と思っても、変わらない。俺がそうだったから、断言できる。変わったきっかけは、根性ではなく、起床時間という「構造」を変えたことだった。メンタル面の立て直し方については、こちらの記事にまとめている。
今日のスケジュールを書き出してみてほしい。意外と、俺と同じループになっているかもしれない。

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